CERAMIC
セラミック治療
セラミック治療で、
歯や歯並びを美しくする
セラミック治療とは、被せ物を用いて「歯」や「歯並び」を美しくするための治療です。
ホワイトニングと異なり、白くなった歯が黄ばんでしまうことはありませんが、被せ物を用いるために歯を削る必要があります。セラミックとホワイトニングのどちらの治療を受けるかお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
当院では、「ハイブリッドセラミック」「オールセラミック」「メタルボンドセラミック」「ジルコニア」の4種のセラミック治療を行っています。
セラミックの種類
当院では、「ハイブリットセラミック」「オールセラミック」「メタルボンドセラミック」「ジルコニア」の4種類のセラミック治療に対応しています。
ハイブリッドセラミック
ハイブリットセラミックは、プラスチックにセラミックを混ぜて硬くした歯科樹脂です。金属を使用しないので、金属アレルギーの方も使用でき、天然の歯とほとんど見分けがつきません。
保険でできるプラスチックよりは強度がありますが、噛み合わせが強い方にはお勧めできないこともあります。自費の詰め物・被せ物の中では比較的安価でお手頃です。
オールセラミック
白い陶製の素材でできたセラミックだけで作った被せ物のことです。保険診療で使われる金属は一切含まれず、審美性と機能性を兼ね備えているのが特徴です。
虫歯治療で被せ物が必要になったとき、現在使用中の金属の被せ物の見た目や金属アレルギーが心配になったとき、ぜひ検討してみてください。
メタルボンドセラミック
メタルボンドセラミックとは、裏側を金属で補強したセラミック歯です。
セラミック部分は透明感に優れた綺麗な仕上がりで、裏側が金属なので丈夫で割れにくいという利点があります。
ただ、加齢に伴い歯肉がやせてくると、歯の根元部分の金属が露出してくるという欠点があります。
ジルコニア
ジルコニアとは、NASAのスペースシャトルに使われるほどの強度と人工ダイヤモンドとして装飾品に使われるほどの美しさを合わせもった素材です。
日本では、2005年に厚生労働省の認可を受けた比較的新しい歯科素材ですが、歯の詰め物や被せ物、インプラントなど幅広い歯科治療に使われるようになりました。
セラミックのメリット一覧
前歯部(いわゆる前歯)
保険診療
レジン前装冠
強度
○
美しさ
△
におい・汚れの
つきにくさ
△
CAD/CAM冠
強度
○
美しさ
○
におい・汚れの
つきにくさ
○
自費診療
メタル
セラミック
強度
◎
美しさ
○
におい・汚れの
つきにくさ
◎
オール
セラミック
強度
◎
美しさ
◎
におい・汚れの
つきにくさ
◎
ハイブリッド
セラミック
強度
○
美しさ
○
におい・汚れの
つきにくさ
○
小・大臼歯部(いわゆる奥歯)
保険診療
金属冠
強度
○
美しさ
△
におい・汚れの
つきにくさ
○
CAD/CAM冠
強度
○
美しさ
○
におい・汚れの
つきにくさ
○
自費診療
メタル
セラミック
強度
◎
美しさ
○
におい・汚れの
つきにくさ
◎
オール
セラミック
強度
◎
美しさ
◎
におい・汚れの
つきにくさ
◎
ジルコニア冠
強度
◎
美しさ
○
におい・汚れの
つきにくさ
◎
セラミック治療の流れ
01
カウンセリング
十分なカウンセリングを行い、患者様のご希望や疑問点をお伺いします。
02
麻酔
治療箇所に局所麻酔を行います。極細針で注射しますが、さらに痛みを軽減できるよう、表面麻酔を使用して治療します。麻酔が効いてきたら、セラミック治療する歯を調整するために削っていきます。
03
神経の治療
虫歯や歯並びの状態によっては、神経の治療が必要な場合があります。
04
仮歯の作製
治療期間中は、仮歯を装着していただきます。その日から装着することが可能ですので、治療初日から最終的な形態に近い状態の歯並びにすることが可能です。
05
土台の作製
神経治療をされた患者様は、治療を行った歯根に薬剤を詰めます。その後、歯の方向やセラミックをかぶせる歯の強度を保つために土台を作成していきます。
06
セラミックの作製
土台となる歯の調整が終わったら、精密な歯型をとり、周囲の歯の色や形に合わせてセラミックを作製していきます。
07
セラミックの装着
セラミックが完成したら、歯科用の接着剤を用いて装着をします。最後に、口腔内で噛み合わせなどの微調整を行います。
セラミック治療のよくある質問
セラミック治療は、虫歯や歯周病治療とは違い「見た目」の問題を改善するための歯科治療です。歯の色や歯並びなどを美しく整えることで、自信を持って日常生活を送っていただくことを目的です。
「銀歯の見た目が気になる」「歯並びを整えたい」といったお悩みをお持ちの方は、セラミック治療により解決することができる可能性がありますので、ぜひ一度ご相談ください。
表側にセラミック、内側にジルコニアを使用した治療方法です。素材に金属を使っていないため、金属が溶け出すことによるアレルギーの心配がありません。また、強度が高いため奥歯やブリッジの素材として使うこともできます。主に以下のようなメリットがあります。
・色が歯に似ているので見た目が良い
・土台に金属を使った場合でも、金属の色が透けて見えることがない
・割れにくく、ほとんどの部位に使用できる
・金属が溶け出すことによる歯ぐきの変色、金属アレルギーなどの心配がない
・仮止めで様子を見ることができる
当院では、自費診療の治療を受けられる患者さんを対象に保証を設けております。ただし、定期的に来院し、メンテナンスを受けていただくことが保証の適用条件となります。詳細についてはお問い合わせください。
【保証の対象外になる場合】
・事故や急な病気、無理な使用をするなど明らかに当医院の責任でない場合
・当該部位について他医院にて再治療を受けている場合
・当医院が規定した定期健診を受診していない場合(4か月~6か月に1回)